愛用機
FILCO Majestouch BLACK Tenkeyless 赤軸・テンキーレス・かななし FKBN91MRL/NFB2 を仕事場で2年くらい使っています。時々キーボードをひっくり返してパタパタして中のほこりを出してみたり、濡れティッシュをキーキャップ間の溝に這わせて埃を取ったりときれいになるように努力していたのですが、自作キーボードを作成してからというものこのキーボードの汚さが気になってきました。
このキーボード、FILCOをお試ししたくて中古品をヤフオクで落としたものでキーのテカリと爪が当たって付いたキズは最初からありました。キーの刻印がフロントについてるから上面をヤスるだけできれいになるし、テカリもクリア吹いちゃえばいいやという思惑もあっての購入だったんですが、一旦仕事場に持ってくとなかなかこう持って帰ってくるのが面倒だったりして放置してたんですよね…。
先日キーボードに吹いたシリコンラッカースプレーが思いのほか良かったのでこっちもキレイにしようという気になりました。
やることは以下の通り。
- 分解清掃する
- 爪のキズあとのあるキーをヤスリで削って消す
- キーキャップ全部に艶消しクリアを塗装して使用感のあるテカリを抑える
分解
まずキーキャップをキーボードに付属してる取り外し器具ではずします。外す前に写真撮っておけば組み立てるときに役立ちます。(商品ページ見るのもありです)
左シフト、スペース、エンターのキーキャップはプラスチックの部品と針金でトッププレートと接続されているので慎重に取りました。
キーキャップ全部取ったらかなりの汚さに「oh…」となりました…
上下カバーの分解自体のやり方はいろんな人がやってらっしゃるので詳しくはやりませんが、私のテンキーレスモデルの場合は裏の保証無効シールで封印されているネジ一本をはずしたら、上下カバーがはめこみになっているので薄いプラスチックかなにかを挟んでこじ開けます。専用道具があると良いですが、私は幅広のタイラップの先端をいれてこじ開けました。結構固いので根気よくやりました。
清掃
上下カバーとキーキャップは食器用洗剤で丸洗いしました。キーキャップはクリア塗装するので脱脂もかねて。
キースイッチのついたトッププレート+基板はトッププレートを乾いた歯ブラシで汚れを除去するだけでキレイになりました。
爪あとの修正
爪あとがひどいものでも深さ的にヤスれば消えるだろうと600番で削ったらうまく消えてくれました。600番で削ったものは1000番のペーパーを使って600番の傷を消します。他のキーは1000番で表面を削ったら消えたのでそれだけに留めました。
クリア塗装
裏面への塗装は必要ないので段ボールにガムテの裏面を並べてそこにキャップを整列させて、前回使ったシリコンラッカースプレーの艶消しクリアを吹きます。半時間ほど間隔をとって三回ほど吹き付けました。
完成
あとは元に戻すだけ。新品同様レベルの外観になりましたwこのままヤフオクに流したら買った時より高く売れそうですなヒッヒッヒ(しませんが)
写真では分かりませんが、クリア塗装したキーキャップは元の色から少し青みがかった黒になった気がします。
爪あとも消えました。
テカリもなくなりました。
これで仕事が捗る!と良いけど(笑)