小さいので欲しいけど手が出ない30キーという罠
Gherkinを初めてみた時は軽い衝撃を受けました(Romlyさんの記事もおすすめ)。モディファイアキーを入れ込む隙の無い、ほとんど英字だけが鎮座するキーボード。
興味はあるものの、普段使いにするキーボードとしては自分には使いこなせそうにないなと思っていたので眺めてたのですが、TALP KEYBOARDさんのアクリルケースに入ったGherkinを観てやっぱりちょっと欲しくなって、私も覚醒して30キーで生きたいのでとりあえずキーマップを作って、JJ40でエミュレートしてみることにしました。
苦しいものの、なんとかイケるかもな、ツライような
ツライ…けどギリギリ慣れれば使えないことはないかな?くらいの感覚。私の言う実用とは、
- 英文、和文、数字を難なく打てる
- プログラムが書ける、コマンドが打てる
- プログラムのデバッグで多用するFキー、アプリで使用するショートカットキーがだいたい打てる
なのですが、Baseマップである程度英文和文を打てるようにしつつ最低限のモデファイアキーを表に持ってきて、プログラムや文章の記号、数字を打つためにレイヤーを用意しないと到底不可能なので、
- LT(長押しでレイヤー移動、短押し(タップ)でキー入力)
- TD(タップで第一引数のキー入力、ダブルタップで第二引数のキー入力)
- MO(長押しでモディファイアキー入力、短押しでキー入力。図中のCtlT,SftT,AltT,GuiT)
というQMKの機能を活用して押し込めました。
ツライその1
- 長押しShift、短押しA
- 長押しCtrl、短押しZ
- 長押しWin、短押しX
- 長押しAlt、短押しC
の単押しでの入力で結構ミスする。手グセがあるので左にも置いているのですが、ここを良い感じに調整しないと結構ツライ。
ツライその2
レイヤー移動のための二つのキーは長押しでレイヤー、単押しで句読点にしたので文章の入力には困らないレベルなのですが、右手でモデファイアキー操作をほぼやらない自分には慣れるまで結構時間かかるかも。
ツライその3
そこしか置けないからHJKL位置の別レイヤーに←↓↑→とVimライクな配置にしたのですがダメですね。今のところまだ凸タイプが右下にないと脳が受け付けてくれません。
慣れるといいかもその1
GherkinのQWERTY系キーマップを眺めるとBとNの間にスペースキーを挟んでるんですが、そんなことすると英文和文の打鍵がツラかったのでスペースキーを右下端の小指位置に置いてみました。慣れれば句読点を打つ感覚で押せるので良いポジションかもしれないです。
慣れるといいかもその2
ツライその1で書いたAZXCキー、文字を打ち込みたい時は邪魔で仕方がないのですが、長押しでの操作自体はあんまり違和感なくできました。Ctrl+FとかCとかVとかね。
まとめ
GherkinはPCBを発注するところから始めるので最低発注枚数5枚とかなので絶対余るんですよね。欲しい人あつめてGBしても良いのですがPCBから発注するならもうちょっと使いやすいのにするわーとか今PCB発注してるからそれ出来てからでも良いかーとかそんなこともグルグルと考えながら…
いま発注してる基板のキーボードは片側20キーで両手40キーなので、それを作ったらまた改めて購入を考えたいなと思います。
※キーマップ欲しい方が居たらツイッターにでもご連絡を。