自転車をオーバーホールしたこと
たまにはキーボード以外のログも…
2019年に妻がロードバイクに乗りはじめて、100kmくらいまでのお出かけを夫婦で時々するようになりました。
私は2009年くらいにColnago Primavera(Tiagra4500)を買ったのをずっと乗ってて。アルミフレーム、カーボンフォークなエントリーモデルのバイクです。往復7kmくらいの距離を快適に自転車通勤出来るようにと選びに行ったお店で一目惚れしたものでした。(最初はビアンキのチェレステカラーのクロスバイクにしようと思ってた)
買ってから7年くらいは玄関前に屋内保管。当時の休日の脚は自転車以外(自動二輪や車、公共交通機関)がメインだし、途中何年か仕事が客先常駐で使わない期間もあってキレイな状態を保っていたんですが、引っ越して屋外保管(屋根付き)にしてからはだんだんと傷みが激しくなってきたので、2020年の冬休みはコロナでどこも行けないのを逆に利用して自宅で自転車を分解清掃することにしました。
分解
当初はフレームから部品を全部バラして、コンポの清掃と注油、ホイール玉押しのグリスの交換、ワイヤー類交換して取り付けの予定だったんですが…
ホイールリムが割とすり減ってたうえに玉押しが抉れててちょっと再使用する気にはなれなかったのでホイールは交換するかと…
カセットスプロケを掃除してるとき、山道をもう少し軽快に登りたいから12-25から11-28とか30とかにしたいなースプロケだけ交換したいなぁと調べたら4500Tiagraの9速リアディレーラーでは合いそうなのがなかったというのと、フロントシフトレバーがどうも3速用のを装着されてることに気がついたのと(!)、ブレーキシューもだいぶすり減ってたのもあって、まぁ、せっかくバラしたんだし105あたりに交換したいなと思い始め…
カーボンだけどストレートフォークタイプなのでハンドルバーをカーボンに変えて突き上げを緩和しつつハンドル周りをスッキリさせようと思い始め…
などなど分解中色々と想像膨らんで出費がかさみました😂
BBはこのスタンドでは力が入らなので諦め(105のグループセットに入ってなかったし)とフォークのベアリング部はそのままにしておきました(こっちは扱える器具がない)
このあと擦れたりして汚れている部分をキレイに掃除して、塗装のハゲている部分を簡単にリペアして、マスキングしてクリアを吹いて、ワックスを塗り込みました。
交換部品
- ホイール:R500 → WH-RS300
- ハンドル:中華カーボンハンドル
- コンポ:Tiagra(4500) → 105(R7000、スプロケは11-28の11速)
- チェーン:Dura-Ace(9速) → 105(11速)
- アウターワイヤー各種:日泉ケーブル(クリアブルー)
- インナーワイヤー各種:日泉ケーブル
- ペダル(妻からの貰い物)
走りはするけど高級なホイールやコンポまでは不必要なレベルの使い方なので、手間がかからず長持ちしそうなホイールと105のコンポを選択。外したTiagraは分解・清掃・注油をしておいて一応保管。ハンドルバーも保管。ホイールは廃棄。
組み立て
キレイに掃除したフレームに新しい部品を組み付けるのはワクワクしますねー。
ステムはセール品だった90mmのものから買ったときに付いてた120mmに戻して様子見。
完成
バーテープをドロップ部だけにするか最後まで巻くか決めるために点検込みで軽く試走してついでに写真撮っとくか、てことで大阪城公園へ。
大阪城公園の市民の森にて。ここ余計な看板や建物が見切れたりしずらいので撮影にちょうど良かったりします。
コンポのカラーがシルバーからブラックになったので引き締まった印象になって良き。
アルミフレームでジルコ加工してあるので長持ちするんだろうなぁ。カーボンフレームに乗っている人からすると地獄のような硬いフレームなんだろうなと思うんですが…。
初乗り
年が明けて初乗り。大和川→富田林付近まで川沿いを走りました。
まず感じたのはギアのクイックな入りよう。流石に10年あまりメンテもしてなかったTiagraと比べるのは酷でしょうけど…
ハンドルからの突き上げもほんの少しマイルドになったような…
ペダルの踏みしろが前のものよりも広くなって快適かな…
重量なんてたぶん数百グラム程度しか変わってないと思うんですが、軽快になったような…
までも、キレイにしたバイクで走るのは最高ですね!ってことで。