アドカレ用に2つ記事書いてからもう半年近く…おっさんしているので時空(とき)が加速していっているなというのを実感しています。
年始から再び在宅になり、おうちのキーボードをとっかえひっかえ仕事やってるんですが、いつのGBだか忘れるくらい遅延してたGBの品が届いたりして書いていないキーボードがずいぶん増えちゃっているので、在宅の隙間時間に軽く軽く感想を書きだし。
cornelius
iphone13miniで録画してiphone appのgarage bandで適当にLive LoopでBGM作ってadobe premire rushで動画編集。
2021年はビルドログ配信みたいなことを全然してなかったので録画してみよ…と思ってやってみたものの、編集はやっぱり結構な面倒くささ💦
corneliusはカラムスタッガー配列、ガスケットマウント、アルミケースという構成は超激レアもの。
ロースタッガー(いわゆる普通の)配列からの移行だと指がかなり戸惑うんですけど、なれれば手放せなくなってしまうくらいフィットします。crkbdを使いこんでた頃は普通のキーボードをまったく触れなくなるくらいになっていたな…
一体型なのでバンっと置いて使い始められるまでが速いし、(個人的にセパレートだと両手がしっくるくるまで時間がかかるのです)このミニマムな見た目もナイスですね。
キーキャップはSA GODSPEED。このケースのアウトラインにSAプロファイルのレトロモダンな形状とカラースキームも似合います。
スイッチはGateron G Pro Silverを。めっちゃ安いのにめっちゃスムーズ。この後Gateronは次々とルブ済みの良い感じのスイッチをリリースしているので今後も楽しみです。
音はすっごくソリッドにコトコトと。キーボードそれ自体の打鍵音はかなり抑えられてるので、スイッチのボトムアウトの音と、SP社製ABSダブルショットSAプロファイルの打鍵音を楽しめます。
Radialex
放射状のキー配列というのは誰しも一度は考える(?)レイアウトですが、Radialexは両端2列が下がったカラムスタッガー配列の要素も含む配列になっているキーボード。真ん中にアルチザンキーキャップをつけて光らせて眺められるというのも特徴。見た目もスッキリした印象で好きです。
カラムスタッガーをさらに一歩進化させたような感じの配列なのでCorneliusを触ったあとだと「あ、指へのフィット感が結構すごい」というのが一番の印象。特に中指、薬指の放射の角度は個人的にすごくしっくりきます。
キーキャップはDSS Solarized Dark。SP社のDSSプロファイルは軽快な音で打鍵出来るので好きですね。MT3 Dusk。MT3はどんな配列でも似合いますねー。これにあわせているのはDurock L1。一時期はリニアは軽めのこのL1が(ルブ済みだし)好みだったんですが、最近はコスパ良いのが他にも出てきてて(上のG ProとかCAP V2とか)…ただ個人的に打鍵速度が一番出るのはこのスイッチです。
NCR-80 R2
カスタムキーボード界隈では「レトロ」というのが常にフィーチャーされていてこれもそのうちの一つ。
たっぷりととった枠にバランス良く配置したWKLのレイアウトとナビクラスタを備えたTKLキーボードのキットです。
これ書くために調べてたらNCRというのは現存する実在のメーカーでCherry G81-3007のリブランド品で出ていたそう(おいおいこれはさすがにアレね…)
https://deskthority.net/viewtopic.php?t=14505
キットはソルダー向けPCBとソケットPCBとあって、個人的にはPCBマウントのソルダー版も気になってて、実は色違い、PCB違いで合計二台買っていたんですが、GB主からグレーの色が思ってったんと違う(指定カラーとレンダ画像の色が実機と違った)と発表され、実写を観るとうーんとなってグレイ(にソルダーPCBを付けて買ってた)のキットは返金してもらいました。
ソケットPCB版はプレート付きのPCBマウントで、中身はフォームもなにもないすっからかん状態。なので打鍵音は筐体内で結構響くんだろうなって予想してたんですけど思ってたよりは上品だったので、とりあえず中に詰め物とかはせずそのまま使ってます。
あわせたスイッチはEverglideのアクアキングV3 55g。
アクアキング、V1はタイト過ぎてホームポジションから外れたキーを打鍵したときひっかかりに近い抵抗を感じやすかったんですが、V3はそこまで攻めた設定にしていないようで(歩溜まりの関係もあるでしょうね)個人的にはこの辺が丁度いいタイト感で好みです。
キーキャップはちょっとレトロ目なカラーのNovelkeys Cherry Stone PBT。このキーボードに似合うのってシンプルなベージュ系ツートンのカラースキームかなーと考え始めた頃に丁度このキーセットの販売を観て即決しました。
RAMA WORKS U80-A SEQ2 YOLK
RAMA WORKSは高価格帯のキーボードを出すメーカーで、それに見合う設計だったり思想だったり品質だったりして、私がRow-Staggerを30%~TKLまで一通り揃えてみよって思い始めた頃にスッと出てきたのがU80-A SEQ2。まだアノダイズ全盛の頃で塗装品はちょいちょい観かけるようになってきてたなって頃で、黄色がよさそうだったので買いました。
さすがというか塗装は均一、発色もすごくキレイだしエッジがだるくなってたり薄かったり、みたいなこともなくほぼ完璧な塗膜を形成しているようにみえます。手触りはサラサラ。
マウント方式がちょっと変わってて、マウントプレートとPCB間にはさんだシリコン系ゴムのシートの一部を上下ケースではさんで保持する方法。マウントプレートとPCBはゴムシートに挟まってて吊られている状態になる。プレートはアルミのPVDコートだったかな。
打鍵感は均一でしっかりした感触。ですが打鍵時の底付きで指が痛くなるみたいなことはないし、打鍵の衝撃がケースに直接響くこともないので不快な反響もなくとても良い感じ。ただし、中途半端なスイッチを着けるとスイッチの音だけ強調されてしまうのでスイッチは結構選ぶかも。
キーキャップはMT3 SUSUWATARI、スイッチはDrop Holy Panda Xを最初にチョイス。スイッチ、ケース、キャップを黄色と黒で合わせてみたのですが、元々このキーボードに装着しようと想定していたキーキャップがGMK NAUTILUS V2だったのと、自作キメラ版Holy Panda(YOK Trash Panda + Drop Halo Clear)とFEKER Holy Pandaに入れ替えました。(冒頭の写真)
ロングポールステム系のスイッチは自作キーボードのサンドイッチマウントや無加工なトレイマウントに使うとバチバチっとした結構うるさい響きがするんですが、U80-Aだとそんなこともなくそこそこ静かな打鍵音になります。好きなCherry Profileと合わせて打鍵するのはとても幸せです。
…まだ書きたいヤツがあるけど結構長くなってしまったので、一旦この辺で。