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Hi, I'm marksard.

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Nomu30~濃霧参拾~

オデ ISOエンターカザル オデ マンゾク

 ISOエンターがカッコいいって思った。GMKキーキャップセットを買うとほぼもれなく付いてくるISOエンターを使ってみたかった。などと購入者は供述しており…

ビルド

 ビルドガイドに従えばなにも難しいものはありませんが、今回私はスイッチを後から脱着出来るようにソケット化しました。
ソケット化といっても、PCBがKailhMXソケットに対応していないのでMill-MaxソケットというのをPCBにハンダ付けしています。
 注意点としては、

  • ProMicroが刺さる位置にある2キーの部分はこのソケットをPCBからはみ出ない程度にソケットをカット
  • ProMicroのUSBコネクタとショートしないように絶縁テープなどを貼る
  • そしてその位置に刺すスイッチだけProMicroに干渉するので干渉しない程度にピンをカットする

 という感じですね。

ソケットがキツイ感じがしたので全キーニッパーで出っ張りをカットしたのですが多分そこまでする必要はなさそうでした。
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 Stonehenge30と並べてみました。同じくらいの大きさですね
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キーキャップ

 ISOエンター付きのキーキャップセットか、ANSI104セットにISOエンターだけ別途買う、という選択肢がありますが、GMKのベースキットに大抵付属する60%キーボード対応のキーキャップがあるとベターだと思います。
 右下の1.75U、左下の1.5UがANSI104のセットだとTabや|キー、CapsLockキーしか選択肢がありません。GMKのキーキャップセットで提供されるベースキットなら60%系バリエーションとして1.75や1.5Uのキーもいくつか選べます。

 Taihaoのキーキャップ。ISOエンターが無くても見栄えは悪くないですね。
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 キーキャップのレジェンド(印字)とキーマップ(実際押したときに出てくるキー)が一致しないのは自作キーボードでは常識というか麻痺しているというか…自作キーボードユーザーは大抵無刻印でも難なく使えるけどキーキャップの色使いとレジェンドが可愛かったりカッコ良かったりするからスゴクタカイキーキャップはもうファッションアイテムとして使っていてキートップの文字それ自体に意味はなくなっています(オタク特有の早口)

使い勝手

 RowStaggeredながら少し特殊なキー配置をしているので、タッチタイピングできる方やキーマップ自作になれた自作キーボードユーザーでもおそらくそれなりに練習しないと最初はまともに打鍵出来ないのではと思います。

  • 親指レス打鍵
  • 最上段0.5uズレ
  • ,.がレイヤー下(デフォルトキーマップ)
  • 矢印キーがレイヤー下(デフォルトキーマップ)

 親指以外の指でだけ打鍵するのを便宜上親指レスと言っていますが、初めてだとなかなか手ごわいかも。ただこの親指レス打鍵なんでかわかりませんが結構気持ち良いんですよね。親指がやることなくてスース―する感じがなんとも爽快。
 最上段が0.5uズレてるので特にYキーが遠くなるのに最初は違和感を覚えるかも。人差し指を意識して伸ばしたり、中指で代用したりで慣れるとスムースになるとおもいます。
 ,.は普通の文書打つとき頻度高いので慣れないと厳しいかも、この辺は自分でキーマップを考える楽しさがありますね。
 矢印キーはもうしかたありません。レイヤー下にvimのようにHJKLキーに割り当てて慣れてしまえば突然vimを使わされるハメになったときも安心と考えて練習しましょう!

 私個人は右小指でスペースキーを打鍵する30キーのキーマップを作って練習してたりこの記事、Stonehenge30というキーボードを作って人差し指でスペースキーを打鍵したりこの記事という親指レス打鍵(親指に打鍵させない)に慣れてたのもあって親指レスは問題なく、最上段のズレも徐々に慣れました。

キーマップ

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 Treadstone32のlike_jisキーマップをベースにして作っています。レイヤーの数や配置法則はcrkbdのキーマップを作り込んでいた頃から実はほとんど変わっていなくて手が覚てるので、キーボードの物理配列(とキー数)の影響で変わった部分の差分だけ覚えればいいのでススっと慣れていけます。
 ,.キーについてはキーマップを書き換えて左小指で行うようにしたのが一番しっくりきました。vim矢印はStonehenge30とTreadstone32で慣れたので大丈夫でした。30%キーボードを使うための日頃の鍛錬のたまものです(笑)

ボトムプレートを作成

 私が買ったのがマウントプレートとボトムプレートがグレースモークのブラックversionだったのでアンダーグローさせてもあまり光らなさそうだったのと、キーの高さが少し高いなぁと思っていたのでプレートを作成することに。Treadstone32のケースのテストカットの際に丁度良い空きがあったのでそこにねじ込みました。
 標準のプレートはPCBから5㎜のスペーサーを介してボトムプレートに接続しています、ここを3㎜スペーサーに変更して、2㎜低くなる分ボトムプレートと干渉するProMicroとリセットボタンの部分をくり抜き、TS32と同様LEDをアクリルのエッジまで導光させるために彫刻をいれました。

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ギャラリー

DSA Alpha + Grabbag
TALPさんのところで購入したDSAの文字キーとGrabbagから赤いキーを選んでみました。
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MT3 /dev/tty
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GMK Solarized Dark
ビール瓶と横幅が近い
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※この記事はNomu30で書きました。

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