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いつものKEEB写真の撮り方、撮影環境

KEEB_PDアドベントカレンダーの3日目です。
私の番はいつものKEEB写真の撮り方、撮影環境などを書いてこうと思います。

2日目はサリチルさんの「にるぽさんを倒そうと奮闘した話」でした。
一枚目の写真のインパクト!もさることながら、KEEB_PD参加者数の推移の集計がされてて、参加者増えているなーとなんとなく思ってただけに納得でした。

そうそうカメラ機材の相談を受けた時、とにかくまず気楽に撮りやすいものが良いだろうってことで、自分で使ってるのもありE-M5mkIIと25mmF1.8の組み合わせをオススメしました。
この組み合わせは小物撮影の撮影条件にマッチしやすい(パースが目立たなくなる焦点距離でソコソコ寄れるし被写界深度も深め、手振れ補正は優秀、高感度耐性もあるしダイナミックレンジも十分)のと、軽いから持ち出して色々撮ってもらって写真撮るの楽しいなぁって思ってもらえるといいなという狙いもありました☻

撮影環境

基本的に自分のデスクの上で撮影しています。
デスクは1400x600x25mmのパイン集成材をWATCOオイルで染めたものを天板にして、IKEAのサイドチェストと脚でデスクにして北向きの窓際に配置しています。

撮影の中心となるデスクマットを敷いた上はあまり物を置かないようにしてますが、まわりは段々ごちゃついてきてますね…

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撮影時間帯、光源

自分のデスク上ならたいていは朝から昼過ぎくらいまでに部屋の電気を消して、窓からの外光のみで撮影しています。
マンション廊下側の窓からの採光なのでどうしても暗めなんですが均一でやわらかい光のため撮影には向いています。
上の写真もそうなのですが、実際の明るさは下の写真みたいな感じです。

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撮影機材

カメラはフルサイズとm4/3のセンサーサイズのものを使っています。たまにiphoneも。
気合を入れなくても撮れるようにとほとんど手持ちで撮影しています。
レンズにPLフィルタを取り付けて、キーキャップやケースの光の反射具合をコントロールしています。ただしPLフィルタで1段ちょっと暗くなってしまうため、ISOと手振れ補正とシャッタースピードをバランスさせて撮影しています。

レンズは以下を良く使っています。あとにも書いてますがパースが付きにくい焦点距離のものが使いやすいです。
またフルサイズだと最短撮影距離が長くなりがちなのでマクロレンズがあると寄れないことへのストレスが無くなります。

  • 2.8/50mmマクロ(フルサイズ)
  • 1.8/77mm(フルサイズ)
  • 1.8/25mm(m4/3、換算50mm)
  • ※参考:1.6/4.2mm(iphone13mini 1/1.7インチ、換算26mm)

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カメラ設定

三脚が置ける構図で撮影出来るならそれが最も手軽だしISO100でバキッと絞って撮るとかも簡単です。が、撮りたい構図が(撮影時点の機材では)三脚使うのは難しい場合もあったりするので、身体のブレを抑えるのも前提に手持ちで撮影を頑張るための設定を行っています。

ISO

フルサイズでもm4/3でもISOは基本800~3200で微調整。手ブレ限界ギリギリのISOに調整します。

ホワイトバランス

室内での撮影はカメラのワンタッチホワイトバランス機能をよく使ってます。部屋の白っぽい壁にカメラ向けて撮影してそれを基準にしています。

焦点距離(レンズ)

焦点距離は40mm近辺でもパースがついてキーキャップのラインがキレイに見えないのでアップの時は換算50mm以上を選んでます。
iphoneで撮る場合はトリミングしたり、背景込みで撮ったりしてパースが目立たないように。

F値、シャッタースピード、露出補正など

欲しい被写界深度を指定したいので撮影モードはAにしています。上に書いたようにISOは固定なのでシャッタースピードだけautoになっている状態です。

RAW撮影にして、測光は平均測光か中央重点測光に。露出補正は被写体の色味に合わせて-2EV~-0.7EVあたりに設定して、出来るだけシャッタースピードが速くなるように露出補正は想定よりも低めにして(仕上げ時にプラス補正するのを前提に)撮ります。 部屋が暗いうえにPLフィルタ入れててさらに暗いし、ある程度絞って被写界深度を稼ぎたいという厳しい条件を手持ちでキメたいので…これでシャッタースピードは大抵1s~1/15あたり。

撮影後のレタッチなど

RAWデータをPCに取り込んでLightroomでレタッチ作業をしてたんですが最近それも面倒になってきて💦カメラ内RAW現像を使用して露出補正、コントラストやカラーなどをざっくり調整してjpgにしたものをカメラのwifi機能でiphoneで取り込んで、iphoneの写真appに標準装備されている編集機能でトリミング、各種画像補正して仕上げるというのが最近多いです。
仕上げ方は質感と雰囲気重視でちょっと暗めにしたり、エフェクト入れたりしています。

過去写真より

そんな撮影環境、機材で撮ったものを過去の物から少々選んでコメントをつけて終わりにしたいと思います。

KEEB_PD_R49

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撮影データ

OLYMPUS E-M5MarkII (M.ZD 25mm F1.8), ISO 2000, 1/3s, f/4.0, 25mm

ねらい

ATTACK25とTreadstone60を同色のTOFUケースに入れてGMK Laserキーセットを乗せてペアで撮影。ATTACK25のポリッシュ仕上げのブラスプレートを見せたかったので、キラッと見えるアングルにして構図を決めました。対してTreadstone60のほうはバックライトLEDを点灯させ、全体で観たときのバランスを整えています。
この写真はストレート現像(補正してない)だったかな。

KEEB_PD_R69

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撮影データ

PENTAX K-1 (smc PENTAX-D FA MACRO 50mmF2.8), ISO 1000, 1/10s, f/3.5, 50mm

ねらい

極太ベゼルのBezelと極ハイプロキーキャップのMT3を合わせた撮影。ベゼルの側面とMT3の側面の高さが見えるアングルから狙っています。今もこのキーボードで書いていますが気に入っています。
KEEB_PDではカメラRAW→jpg→iphone加工でしたが、データが残ってなかったので💦この写真はlightroomでちょっとそれっぽく加工しています。

KEEB_PD_R62

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撮影データ

PENTAX K-1 (smc PENTAX-D FA MACRO 50mmF2.8), ISO 1000, 1/60s, f/8, 50mm

ねらい

デスクばかりじゃアレなので、夕焼けが良い感じの時間帯にベランダで撮影しました。
アルチザンキーキャップの反射具合と夕焼けのグラデの位置を確認しながら露出と構図を決めています。
この写真はlightroomを使ってフィルム写真っぽさを醸す自作プリセットを使用しました。

そのほか、過去のKEEB_PD写真

以下をたどってもらえれば幸いです。

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この記事は、
Case + PCB: BEZEL + DZ60RGB WKL
Keycap: MT3 dev/tty alpha + MT3 susuwatari mod
Switch: Diamond Starstone
で書きました。

それではみなさん、良いKEEB_PDライフを!

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